こんにちは、もぐさんです。
ここでは、自作の中で身についたノウハウを発信しています。
DIY初心者の方の疑問解決の場となれば幸いです。
本記事では、クロスカットスレッドの作り方について
以下の方に向けて解説しています。
是非、治具作製に挑戦してみてください!
・クロスカットスレッドが平行に進まない
・トリマーを持っていない
・そもそも、電動工具を持っていない
[解説項目]
・使用する素材(木材 / アルミバー)
・素材の調達(通販サイト)
・加工(切断 / 穴あけ)
・組み立て
・角度調整(直角出し / 直角確認)
[使用する電動工具]
・電気ドリル or インパクトドライバー
素材調達先
アルミバーは長物のため、ホームセンターで購入します。
MDFは、現物をみて反りが少ないものを購入して、
カットサービスで加工するのが安心です。
[調達先]
・ホームセンター
今回用いた素材は、以下の2つです。
MDF5.5mm:幅45cm × 長さ50cm
アルミバー :幅15mm、長さ995mm、2mm厚
(※アルミバーは、半分に切って使用します。)
[Amazon]
素材加工
切断加工
まずは、アルミバーを50cm程度に2本切ります。
金属の切断としては、以下の方法があります。
・金切り糸鋸
・ミニテーブルソー / テーブルソー
・卓上丸鋸
・ディスクグラインダー
金属対応のチップソーは以下のものがあります。
私は、「左のチップソー+ミニテーブルソー」で切断を行っています。
※鋸刃のサイズは125mmです。
左:木材から金属まで幅広く対応しています。
鋸刃交換が面倒な方にお勧めです。
右:金属の中で「鉄 / ステンレス」に向けた刃です。
金属加工が多い方にお勧めです。
穴あけ加工
この加工では、電気ドリルが必要となります。
所持していないという方でも大丈夫!
ホームセンターで工具レンタルすれば加工ができます。
[手順]
①ポンチでアルミバーに穴位置を打ちます。
②フラットバーをMDFに仮固定します。
③ドリルでMDFごとアルミバーに穴をあけます。
④MDFを皿取ドリルで窪みを作ります(下画像)。
今回使用したドリルは、月光ドリル5mmです。
切りくずが纏まるので、破片が飛散しなくて済みます。
[Amazon]
月光ドリル5mm : https://amzn.to/3RYy68O
面取りドリル : https://amzn.to/47a5fTm
[楽天]
|
クロスカットスレッド組み立て
①アルミバーを切断し、穴をあけます。
②アルミフレーム同士を連結します(下画像)。
アルミフレームは「モノタロウ」が種類豊富で、
付随部品も合わせて購入することができます。
「2020を1本 / 2040を2本」用意しておきます
[モノタロウ]
アルミフレーム2020 : https://www.monotaro.com/p/6955/1099/
アルミフレーム2040 : https://www.monotaro.com/p/6955/1099/
四角ナットM4 : https://www.monotaro.com/p/0840/7507/?t.q=%8El%8Ap%83i%83b%83g%20m4
続いて、部品を次のように組み立てます(下画像)。
手前側:ガイドフェンスを装着
奥側 :木材の補強材を接着
両端 :MDF裏面にアルミバーを固定
※ねじがクロスカットスレッドに埋まっていることを確認
平行度調整
下準備として、クロスカットスレッドの切り込み線を
鋸刃の幅よりも広くとっておきます。
①スレッドの平行調整
「始点・中間・終点」の3つの位置で、
「スレッド端 – 鋸刃」までの距離を測ります(下画像)。
3地点で同じ距離であれば平行状態です。
②ガイドフェンスの直角調整
スコヤなどの道具で「ガイドフェンス – 鋸刃」間での
直角状態を確認します。(下画像)。
鋸刃の真横
③試し切り
試し切りを行って、直角に切断できていれば完了です。
次の2つの方法を行えば簡易的な目視確認ができます(下画像)。
・スコヤを合わせて隙間がないかを確認
・定規とストッパーで材両端の長さを測定
(定規の先端がはみ出ていなければOK)